2017年 12月 22日
おせちレッスンを振り返って。 |
我が家のお料理教室では初の試みだった「おせちレッスン」も先日全日程を終了しました。
ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました!
欲張っておせちメニューだけでも全9品、そこにお煮しめと蕎麦が加わったのでレッスンは怒涛・・(ー_ー)!!
回を重ねるごとにスムーズにはなりましたが、前半ご参加の皆様はきっと慌ただしかったですね。
そしてうんと繊細に切るとより洗練された仕上がりになります。
この時はベテランチームのお二人がまるで包丁音のハーモニーを奏でるかのようにトントントントンッッと見事な千切りを作ってくれましたヽ(^o^)丿
特にひねり梅は「これ、インスタとかで見てて『どうやって作るんだろう?』ってずーっと思ってたんです!だから習えて嬉しい♪」というお声もありました(*^_^*)
全員の皆さんに一つずつ作ってもらいましたが、とても立体的に仕上がりましたね!
おせちは美しく仕上げてこそ、の良さがあると思うのでこういうポイントをお伝えすることを心がけていました。
あ、チラリと写っているこんにゃくも手綱こんにゃくです。
簡単だけど目からウロコの技で、皆さんから「あ!これいい!お弁当にも使える!」と嬉しい声が毎回挙がってましたっけ。
私も最近は時々この飾りきりしたかまぼこをお弁当に入れてますよ(笑)
なぜ伊達巻はあんな形になっているのか、カラクリが分かると面白いですよね。
アーモンド田作りはカルシウムとビタミンEという最強の組み合わせでおやつにも最適です。
でも、美味しく作るにはいくつかのポイントとタレの配合が大切になってきます。
醤油が多すぎると味が強くて食べられないし、糖分が多すぎるとガチガチに固まってそれこそ、お箸の方が折れそうになることも(笑)
タレの配合は何度も何度も試作を繰り返して出した自信作です(^_-)
皆さんが「この田作り美味しい!」と言って下さった時は本当に救われましたー(涙)
黒豆がキレイに煮れたら、何だかそれだけで「おせち作れる感」が出るような・・・(笑)
ちなみにこの黒豆のレシピは義母が50年ほど作ってきたやり方です。
これまで黒豆は年末になると魔法のように台所に登場して、いつの間にか義母が仕上げてくれていました。
今回レッスンするに当たり義母から黒豆の煮方を教えてもらったことで私の中にもほんのちょっぴり自信が生まれ、将来はこれを娘達に伝えていける・・という安心感も生まれたように感じています。
・・・まあ、娘達が「教えて!」と言ってくるまでにはまだ数十年かかるでしょうが(笑)
具材の組み合わせと春巻きの皮の巻き方にこだわりがありまして(笑)
実はおせちよりお煮しめより皆さんが喜んで「コレ、絶対作るー!」って言ってたのはこの春巻きだったような気が・・・(ー_ー)!!
お酒のおつまみにもぴったりですもんね。
もちろんお惣菜としてもバッチグー(←古い)
我が家も家族全員大好きです♡
そうして作って家族と囲む食卓は、一つの家の中に宿る「家庭の文化」ではないかなと思うのです。
全部を作らなくても黒豆だけとか、伊達巻だけでもいいと思います。
年末年始という心躍る時期の食卓に少しでもお役にたてると嬉しいです。
おせちレッスンは来年もまた開催したいと思っています。
作るまでは敷居が高く感じられますが、皆さんが喜んで下さることが嬉しくて私にとっても充実したレッスンとなりました。
どうもありがとうございました♡
by cooking_lafelice
| 2017-12-22 10:23
| お料理教室La.Felice